変形性肘関節症とは、肘関節の軟骨が擦り減って、肘に痛みや変形などが発生する退行性疾患で、変形性関節症のうち、肘での発生率は1から2%と稀だと言われているのです。けれど、さいきんでは、パソコンなどの普及により発生率は少しずつ上昇傾向によくあるのです。軟骨は、骨に掛かる衝撃を和らげるクッション的な役割を果たしていますが、この軟骨部分がすり減ってしまうと、硬い骨同士が直接ふれあう事になりますね。骨と骨がこすれ合うと、骨の端には「骨棘」と言う骨のトゲが出来て、それらが神経を圧迫したり、刺激したりすることにより痛みや変形といった症状が発症すると言うわけです。左右どちらもの肘の関節に発症する可能性がありますが、一般的には利きうで側の肘に発症するケースが多いものです。変形性肘関節症の主な原因は、肘の使い過ぎによるものだと考えられており、実際に野球のようなスポーツ選手や大工職みたいなお仕事で、長年にわたって肘を酷使してきた人によく見られる症状です。しかし、一部では、肘の骨折や脱臼、関節炎の後遺症や血友病、先天異常などにともなって発症する場合もあるでしょう。また、原因がハッキリしないような加齢が原因の症状の場合は、一次性変形性肘関節症とも言われているのです。肘を動かすと痛みを感じ、除々に肘の曲げ伸ばしがむつかしくなるようであれば、早急に整形外科を受診するようにしてください。そのままほうって置くと、肘の関節がうごかなくなってしまう可能性もあるのですので、注意が必要ですねー